炭水化物ダイエットの落とし穴(2)

このサイトでは、炭水化物ダイエットは日本人に向いているダイエット法なのかと疑問を呈しました。しかし、このたび国際研究チームの研究結果として、亭炭水化物法は低脂肪法よりも効果が大きいという報告が発表されました。

ダイエットは低炭水化物法を=低脂肪法より効果大−研究チーム

7月19日 時事通信

 【シカゴ18日時事】ダイエットでは最も一般的な低脂肪法よりも、信頼性に疑問が持たれていた低炭水化物法の方が効果が大きい−。こんな研究報告をイスラエルのベングリオン大学を中心とする国際研究チームが米医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」最新号で発表した。
 同チームはイスラエルの322人(男性が86%)を3グループに分け、(1)低脂肪法(カロリー制限あり)(2)野菜、穀類を中心にしてオリーブ油を多用する地中海法(同あり)(3)低炭水化物法(同なし)−の3方法に基づく食事をそれぞれ2年間続けてもらい、体重などを分析した。
 その結果、2年後の体重減少幅の平均は低脂肪2.9キロ、地中海4.4キロで、低炭水化物が4.7キロと最も良かった。低炭水化物法では、善玉コレステロールも増加したという。


この報告では、低炭水化物法がどんな内容で、どんな条件化で比較されたかは明らかではありませんが、ここでいう低炭水化物法はアメリカで流行っているアトキンスダイエットあるいはそれに類似した方法ではないかと推察できます。

欧米の人々はもともと肉食中心の食事ですので、タンパク質や脂質の摂取量が多く、炭水化物の量は比較的少ないと考えられます。従って炭水化物が消化されて出来る糖質をカットした場合、栄養素を補うために必要な脂質や高タンパク質の摂取が出来ます。

そういう意味で欧米の人たちにはこの方法は有効なのかもしれません。しかし、炭水化物を減らすことで体重が減少したとしても、脳に必要なエネルギー源であるブドウ糖が不足する可能性がありますのが、この報告ではそれについてどう考察されているか興味深いところです。

いずれにしろ、やはり日本人にとって主食は炭水化物ですので、炭水化物ダイエットを試みる場合にはしっかりと高タンパク質や脂質をおかずとして摂取するようにしましょう。

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